私的巡礼の記録〜蒲原三十三番霊場の旅〜

第三十番・徳昌寺〔TOKUSYOUJI〕

鷲の山 あかつきごとに 鐘の声 つねにうき世の 夢ぞさめけり
(わしのやま あかつきごとに かねのこえ つねにうきよの ゆめぞさめけり)

徳昌寺朱印・2009年11月04日撮影
徳昌寺・2009年11月04日撮影徳昌寺千手観世音菩薩坐像・2009年11月04日撮影
・じゅんさい池公園の脇道を入っていくとあるのだが、この公園が地元の人でなければ解らないかもしれない。
県道312号線から沢口集落の案内に沿って入っていき、小さな神社の角を下一分集落は進むと道路から少し離れたところに公園はある。その駐車場から周りを良く見渡すと徳昌寺の石標が見つかるはずだ。道路は狭いので注意である。
 伝説によれば、かつては近辺一帯、鬱蒼たる森で、前は一面水辺で、森には大鷲が生息していたとのことである。ところが、この大鷲が多数の人命を奪った為、村人は困り果て、地元の豪士、高橋五左衛門に頼み、当時、中蒲原五十嵐村に滞在していた弓の名人、若一王子に大鷲退治を願ったのである。王子は村人の見守る中、すべての大鷲を射落としたと言われる。ところが、鷲の巣の辺りには乳児の白骨が山をなしていたので、五左衛門は慰霊の為、一堂を建立し供養したという。
【聖籠山 宝積院発行・蒲原三十三観音霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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