私的巡礼の記録〜蒲原三十三番霊場の旅〜

第三十三番・長楽寺〔CHOURAKUJI〕

谷汲みの 流れも同じ 水原に をさめてかへる 肩のおひづる
(たにくみの ながれもおなじ すいばらに をさめてかへる かたのおひづる)

長楽寺御朱印・2009年12月04日撮影長楽寺・2009年12月04日撮影
長楽寺金剛力士像(阿像)・2009年12月04日撮影長楽寺金剛力士像(吽像)・2009年12月04日撮影
・いよいよ満願である。長楽寺は水原の町の中、国道49号線と県道271号線の中央町交差点の先、阿賀野郵便局の裏手にある。立派な仁王門があり、安置されているに王様は珍しい青銅製だ。
 仁明天皇の御宇、承知年間、比叡山の慈覚大師円仁は求法の為、唐に渡る時、海が荒れて大師の命も危なくなることがあった。その時、大師が一心に観音様を念じたところ、観世音、毘沙門等、28部衆が忽然と波間に現れ、船を守ったという。幾多の船が海底の藻屑となっているのに、このように目の当たりに観音様の不思議の示現を拝した為、どうにかしてその観音様を刻みたいと嘆いていたところ、五台山の麓に毎夜光を放つ霊木のあることを聞き及び、歓喜しつつその霊木に御丈3尺3寸の尊像を刻んだのが当山の聖観世音だと言われている。
 これで蒲原三十三番観音霊場巡拝も無事に結願となった。蒲原という地域に札所が集まっている為、続けて廻れるのであればあっという間に済んでしまうかも知れない。しかし、これは巡礼である。急がず廻るのが宜しい。
【聖籠山 宝積院発行・蒲原三十三観音霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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