私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第八番・絵堂(江道)〔EDOU〕

月も日も 霧立澤に 輝きて 筆に及ばぬ 絵堂てらかな
(つきもひも きりたつさはに かがやきて ふでにおよばぬ ゑだうでらかな)

江道・2008年4月22日撮影聖観世音菩薩
・県道74号線を沢に沿って進むと江道集落はすぐである。すると右側に金沢屋酒店がある。その先を注意して進むと小さな橋を渡る。緩やかなS字カーブの所だ。その橋を渡りきったすぐ右側に大工さんの作業所がある。そのお宅で観音堂を管理しているのだが、お堂の入り口は民家の中に埋もれて解り辛いのでまずは作業所を訪ねて聞くのが良かろう。また、この観音像を安置している御厨子も、この大工さんの作ったものだと言うから驚きである。
 このお堂は元禄元年(1688年)二月八日に着工し、四月八日に落成したことが建物の奥にある棟札に記録されている。それによると庭野新左右門が発起人となり、御堂建立、観音像安置がなされたという。また、本尊両脇の二体の仏像には両腕が無く、昔、盗人が侵入して脇侍仏の両腕を持ち去ったという言い伝えが残されている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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