私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第十七番・田麦〔TAMUGI〕

植えてみよ 夏の田麦に 秋の稲 法の種とて 実のらぬはなし
(うへてみよ なつのたむぎに あきのいね のりのたねとて みのらぬはなし)

田麦・2008年9月21日撮影本尊に釈迦牟尼仏、向かって左に聖観世音菩薩、右に地蔵菩薩
・県道82号線を六箇へ向かい、六箇小学校の向かい側を山手に登っていくと田麦集落である。ここは『中出山』、『二ツ屋』、『岩戸』などと並び、とても印象深い札所である。実は、私が妻在を廻った平成20年に御堂の新築工事を行い、完成を待ちわびて何度も通ったのである。お陰様で集落の方から落成式の日取りまでお聞きでき、11月30日の落成式、及び新しい本尊の開眼供養に訪れることができた次第である。以前の御堂はやはり雪深い土地柄か、痛みも激しく、今回の新築となったわけである。元々は正徳元年(1711年)に建立された大慈庵という庵寺であり、明治初期まで庵主様が住んでおられた。その頃の本尊は聖観世音菩薩であった。戦前は多くの馬が朝川で洗ってもらい、鈴を付けて観音堂までお参りに来たそうである。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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