私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第三十二番・馬坂〔MASAKA(UMAZAKA)〕

兼ねてより まさかの時を 頼置 無畏の力を 合わせたまへや
(かねてより まさかのときを たのみをく むいのちからを あわせたまへや)

馬坂・2008年5月15日撮影馬頭観世音菩薩
・第三十一番からすぐなので同じ日に廻りたい。太田島の集落の中へ進むと最初の枝道を右へ。するとすぐに神社がある。その神社の更に先にある細くて急な登り坂を行くとカーブの途中にお堂がある。特に迷うような所ではない。 太田島の開発年代ははっきりしていないが、一説によると南北朝末期の事であろうと言われている。その太田島の中でも最も古いとされている上村家の所有の観音堂である。本尊は石造の馬頭観世音菩薩であり、創立年代は不明である。堂内には文政3年(1820年)に、廻国供養塔、地蔵大菩薩を併祀、また宝篋印塔(ほうきょういんとう)型の木塔を安置し、下に一石一字の法華経を一瓶に収めている。更に各国国分寺、一之宮供養の木札も周囲に、所狭しと並べられている。維持管理は上村家ですべてやっているが、特別な祭事は行っていない。また所有の上村家は代々長命の家系であるという。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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