私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第三十七番・倉下〔KURASHITA〕

法の道 尋暮た 我こころ 清津の波に 身をや淹て
(のりのみち たづねくらした わがこころ きよつのなみに みをやひたして)

倉下・2008年5月28日撮影聖観世音菩薩
・国道353号線を一路、魚沼スカイライン(県道560号線)を目指す。そのスカイライン入り口の数m手前を土倉方向へ左折する。道路の案内標識にも出ているから見落とさなければ大丈夫。但し、この道路は道幅がとても狭いので気をつけよう。登り坂を進むと倉下の集落に出る。そのまま道なりに行けば小高い場所にお堂を見つけられる。しかし、このお堂への参道らしい参道はない。お堂真下のお宅横にある畔道のような細い道を歩いていかなければならない。或いは、お堂真上のお宅の敷地内から同じく細い道を歩いて下りなければならない。もちろん、勝手に他人様の敷地へ入るなどできないので我々は下から登った。本尊様は聖観世音菩薩であり、南雲家の先祖が西国巡礼の帰途、善光寺にお願いし造ってもらったと伝えられている。観音様が完成して、坊さんが本尊を運んできた時、清津川の増水で越えるのに難渋し、その時詠んだ歌がこの札所の御詠歌だという。8月17日は観音様の祭りで、下倉、土倉の両集落の老人達が盛大に念仏を唱えている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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