私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第四十番・田代〔TASHIRO〕

法の種 植て耘 田代には 花咲実なる 時ぞたのもし
(のりのたね うへてくさぎる たしろには はなさきみなる ときぞたのもし)

田代・2008年5月28日撮影十一面観世音菩薩と地蔵菩薩
・清田山に奉拝したのならここも同じ日に奉拝しておきたい。山道をキャンプ場手前の分かれ道まで引き返す。今度は田代集落方向へ山道を下らなくてはならない。県道284号線まで同じく狭い道が続くので気は抜けない。県道へ出たら左折。有名な七ツ釜方向である。すぐに小さな“幸内屋商店”があり、その先はS字カーブになっている。そのS字カーブを抜けると目の前の道路沿いにお堂がある。お堂の真ん前はバス停になっているので自動車で行った場合には駐車場所を考えよう。大型バスの転回場所にもなっているので変なところに駐車しないように。近頃、賽銭泥棒にあったそうで、現在は入り口に南京錠がかけられている。その鍵は集落の役員の方が年代わりで管理しているので付近の人に尋ねてみると良いだろう。。管理しておられる方が「俺達の子供の頃はこのお堂は遊び場所でよく屋根裏に潜り込んだりして遊んだものだよ。観音堂に鍵をかけなくちゃならねぇなんて嫌な時代になったこってぇ」と嘆いていた。
本尊は十一面観世音菩薩であり、彩色と彫刻の素晴らしい御厨子の中に地蔵菩薩と並んで安置されている。昔より近在の信仰を集めていたらしく、戦前よりの乳型も御厨子に多くつり下げられている。御厨子の右脇には双体道祖神、石造十王等、十七体が祀られている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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