私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第四十四番・源内山〔GENNAIYAMA(GENNAYAMA)〕

風吹ば 其日な咲そ 桜花 源内山に ちるはをしきに
(かぜふかば そのひなさきそ さくらばな げんないやまに ちるはをしきに)

源内山・2008年6月20日撮影十一面観世音菩薩
・堂平のすぐ隣の集落にあるので同じ日に廻っておきたい。堂平のお堂を出て県道に戻り、更に先へ進むとすぐに右手の田圃の中にお堂が見つけられる。元禄時代、堂平から墓地を移転した際、この地に観音堂を建立したといわれる。昭和50年の道路拡張に伴い、観音様は集落の墓地近くの十王堂に移された。それ以前の観音堂は諏訪神社の前の大きな桜の木の下にあった。しかし、御詠歌に詠まれている桜の木は残念ながら昭和10年頃に枯れてしまい、今はその地に桜塚の碑が残されている。以前は念仏講があり、御堂で信者の集いもあったが、現在は春秋の彼岸やお盆にお参りがある程度である。優しい笑みをたたえた十一面観世音菩薩は、妊婦がお参りすると安産できるといわれる。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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