私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第四十六番・陀屋〔TAYA〕

輙母 假のやどりに 旅寝して 浮世の夢を 早晩みはてん
(たやすくも かりのやどりに たびねして うきよのゆめを いつかみはてん)

陀屋・2008年6月20日撮影曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より転載
・国道405号線を走っていると中深見の集落が国道から一本外れた道沿いに見える。注意深く探すと“秋成北”の案内標識があるのでそこを集落内へ曲がる。道路は狭いので要注意だ。国道から一本だけ外れた道をその国道と併走して進むと“秋成郵便局”があり、その先の消防小屋の隣が二つの札所となっている観音堂である。鍵は消防小屋の反対のマルキ商店さんが管理しているのでお願いして開けていただこう。陀屋の観音様は、以前、中沢久保家(屋号・陀屋)の持仏であったといわれる。中沢家は中深見きっての旧家であるが、江戸時代には酒屋を営んでいたそうで、信州や上州草津まで広く商いをしていたのだという。現在、陀屋の観音様は第四十七番札所・中深見の観音様と並んで安置されている。正面向かって右が陀屋の観音様、左が中深見の観音様といわれ、似たいの観音様を囲むように西国三十三観音がお祀りされている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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