私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第五十番・松原〔MATSUBARA〕

月の夜は 松原ばかり 闇夜にて 鹿子雑の 雪のむらぎえ
(つきのよは まつばらばかり やみよにて かのこまじりの ゆきのむらぎえ)

松原・2008年6月20日撮影十一面千手観世音菩薩
・このお堂は船山新田の住宅の裏手にあるので注意して道を進もう。大龍院からだと船山新田の集落に入って左側奥となる。五十番札所ともなるとキリ番と言うこともあってか、ここまで辿り着いたんだなぁ〜って感じることだろう。ほんの少しだけ感慨深い。とは言うものの、まだまだ半分も廻っていない。龍源寺の方丈様が「札所廻りをしているといろんな出会いがある。それを大切にして廻ってください」と仰っていた。我々はきっと何か大きな力に導かれてここまでやって来れたのだと思った。以前は集落に松の木があり、船山新田を松原と呼んでいたという。文化年間(1804〜1817年)に焼失したが、桜沢一郎家先祖の努力により再興されたと伝えられ、以前は庵主様も居られたといわれる。現在は本尊様の十一面千手観世音菩薩とともに子安地蔵もお祀りしてある。例祭は8月9日で、彼岸の中日には念仏も行われている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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