私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第五十六番・谷内〔YACHI〕

糸桜 誰爪音か 八千年に 調に通ふ まつの風のこへ
(いとざくら たがつまおとか やちとせに しらべにかよふ まつかぜのこへ)

谷内・2008年6月27日撮影聖観世音菩薩
・県道251号線を進むと芦ヶ崎小学校があるのだが、その少し手前の県道沿いに谷内公民館がある。その二階に祀られている。鍵を管理しておられる方は毎年集落内で変更されるので、奉拝の際に近所の方に尋ねると良い。言い伝えによれば、谷内では鎌倉時代から観音堂原という地に聖観世音菩薩をお祀りしていたのだという。宝暦12年(1762年)四国の住人、珍牛和尚の尽力により、谷内の人々が力を合わせて、現在の公民館の隣に御堂を建立した。明治初期までは、この御堂には庵主様が居られたといわれる。戦後、公民館を建てた際、御堂から観音様を移転して現在に至る。毎年、春の彼岸の中日には、集落の人達で供養が営まれている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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