私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第六十六番・宮の原(宮野原 般若院)〔MIYANOHARA(MIYANOHARA_HANNYAIN)〕

宮の原 振避みれば 矢放の 船石藤の はなもさかりに
(みやのはら ふりさけみれば やはなちの ふないしふじの はなもさかりに)

宮野原般若院・2008年7月28日撮影三十三観音
・国道117号線、新潟−長野県境近くに架かる宮の原橋の手前を県道239号線へ入り県道238号線へ。上郷小学校を過ぎると左側に中村左官がある(看板が判りづらいので注意)。その向かいの住宅が中村さん宅だ。一見、一般の個人住宅に見えるが、般若院と言う立派な院号があり、玄関先にも院号が掛けられているれっきとした寺院なのだ。その昔には旧宮の原小学校の近くに観音堂があったのだが、明治28年にこちらの裏に移転。その後、昭和45年に老朽化により宅内に引き取られた。宅内のお堂となっている部分は以前の観音堂を再現したものとなっている。そのお堂は火事によって焼失し、現在はない。また、引き取られた際には再度観音堂を建立してお祀りする計画もあったそうであるが、雪深い土地での維持管理を考慮して現在のままとなっているのだそうである。ここの観音様はみごとな三十三観音である。最初は旧宮野原小学校の近くの観音堂に安置されていたが、明治28年に中村家裏に観音堂がつくられ、そこに移転された。その後、御堂の老朽化により、昭和45年に中村氏宅内に安置され今日に至っている。昔は人々の信仰を集め、旧暦7月17日には多くの人がお参りに来たということである。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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