私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第八十四番・姿(願王庵)〔SUGATA(GANOUAN)〕

吾心 姿形の 有ならば 嘸や人目の 醜かるらん
(わがこころ すがたかたちの あるならば さぞやひとめの みにくかるらん)

姿(願王庵)・2008年8月20日撮影千手観世音菩薩
・安養寺(円通庵)からは県道49号線を小千谷市方向へ、国道117号線からは土市の信号を老人ホーム妻有荘の方向へ進み、そのまま姿大橋を渡って左折すると姿の集落である。集落の真ん中ほどに宮沢商店という小さな店がある。これを目印にすると見付けやすい。なぜなら、願王庵は民家の裏手にあり、県道からはなかなか見えないのである。この宮沢商店の並びに注意していると民家の奥に墓地が見付けられる。その墓地の隣にあるのが願王庵である。現在は無住となっており、公民館として利用しているが、鍵は掛かっていない。宮沢商店か、近くのお宅に声を掛けてからお参りしよう。寺としての歴史は古いものといわれているが、明和元年(1764年)南魚沼上田の雲洞庵三十二世普宗和尚の隠居寺として再興され、当時は東光山興源寺と称し雲洞庵より仏像や、大幅の涅槃図が伝えられている。明治25年、寺の移転により寺号を廃し、尼寺として再発足し願王庵と名付けられた。本尊は地蔵菩薩が祀られており、例祭は8月14日である。昔は7年毎に御開帳があり、人々が大勢集まったと伝えられる。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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