私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第八十五番・鉢〔HACHI〕

鉢開 僧をばおもふ 木のはしと 頭陀の玉鉾 印なりけり
(はちひらく そうをばおもふ きのはしと づだのたまほこ しるべなりけり)

鉢・2008年8月25日撮影聖観世音菩薩
・県道49号線から県道528号線へ入る。目標としては“鉢の石仏”の案内看板が出ているので集落までは迷わずに行ける。但し、件の石仏まで行ってしまうと札所は通り過ぎているから要注意だ。山を登り、集落へ入ると県道沿いに山新商店というお店がある。この店に向かって右側に細い道があるので、そこを奥へ入っていくと正面にふるさと会館が建っている。この中に鉢の観音様がお祀りされている。この会館の前身は、天明六年(1786年)村人によって建立された観音堂といわれる。当時の堂主と思われる安禅和尚が寄贈した吊り鐘が幾度も水害、火災等の警鐘として役立ったと伝えられる。その後、御堂は色々な変遷を経て昭和56年にふるさと会館として新築された。また、観音様はいつ頃から祀られていたのかわからないが、霊場の地らしく寺跡と言われる場所もあり、観音様を祀った寺か御堂があったものと思われる。普段は鍵がかかっているので近所の方に尋ねよう。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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