私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第百一番・長徳寺〔CHOUTOKUJI〕

補陀落や 岸打波は 長徳寺 吉田山にや ひびく滝津瀬
(ふだらくや きしうつなみは ちゃうとくじ よしだやまにや ひびくたきつせ)

長徳寺観音堂・2008年9月17日撮影千手観世音菩薩
・ここは越後三十三番の第十番札所にもなっており、あちこちに“千手観音”の案内が出ている。川西歴史民俗資料館の正面であるからわかりやすい。ここの観音堂にある仁王門と金剛力士像は十日町市指定文化財となっている。また、観音堂は中に入ることはできないので外での納経となる。ちなみにここでは越後三十三番同様に御朱印代が300円必要である。縁起によると「宝亀九年(778年)高僧延鎮が霊夢により、淀川上流の音羽の瀧上の大楠で観音像二体を彫りあげ、これが坂上田村麿の帰依するところとなり、田村麿は一体を京都清水寺に奉安、一体を守護仏として常に護持し、奥州征伐の帰途、此の地にて観音様のお告げに従い堂宇を建立、奉安した。」ということである。天文年間火災に遭い、現在の御像は天文二十三年(1555年)上田の庄、新保又四郎経安作のものである。昭和38年にも火災により御堂を失ったが、御像は難を逃れ、三年後に新築された御堂に無事奉安された。例祭は7月16、17日で月祭は毎月17日である。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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