私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第百二番・三領〔SANRYOU〕

三両の 金を入て 供養せよ 百味具足の 無を求めて
(さんりゃうの こがねをいれて くやうせよ ひゃくみぐそくの なきをもとめて)

三領・2008年9月17日撮影聖観世音菩薩
・県道49号線から上野の交差点を国道252号線で堀之内方面へ向かうと小さな橋を二つ渡ったところで左へカーブする。丁度曲がったところに三領のバス停があり、その先に“福田道路(株)十日町営業所”の看板が立っている。その正面の道を集落の中へ進むとT字路にぶつかるので、そこを左折するとすぐに小さなお堂がある。この観音様は集落の水品家で祀っているものであるが、現在は集落の守護佛である釈迦牟尼佛と一緒にお祀りされている。御堂の脇には梵字碑や無縁仏の墓や六部の塚が立っている。その昔、諸国行脚中の六部が当地に来り、水品家に滞在した折に発病して、看護の甲斐もなく亡くなってしまった。その六部の笈に入っていたのがこの聖観世音菩薩である。他に三両のお金を持っていたことから、三領の地名の由来になったとも言われる。毎年1月17日にお経を上げたり、茶話会が催されたりする。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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