私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第百五番・野口〔NOGUCHI〕

降初し 鹿子野口に 残るらん 衣更着弥生 雪の村消
(ふりそめし かのこのぐちに のこるらん きさらぎやよひ ゆきのむらぎへ)

野口・2008年9月19日撮影聖観世音菩薩は御厨子の中
・県道49号線沿いに村越商店という酒屋さんがあり、その正面の道から集落の中に進んで左折。山を登っていくと民家の裏手に小さな地蔵堂がある。鍵は地域の区長さんが管理している。ここはその名のとおり、お地蔵様がお祀りされているのだが、その上の段に聖観音様がお祀りされており、これが霊場佛である。作者及び創立年代等は不明であるが、地蔵堂の裏に若栃の正應寺の末庵で清浄庵という庵寺があった。戦後まで庵主様が居られたが、よそに移られてからは無住となり、昭和45年、建物は取り壊され、寺の什物は地蔵堂に移されたという。野口集落開発センターに、この庵寺の観音様の絵と額が飾られている。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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