私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第百十五番・願入〔GANNYUU〕

願入 仏の道を たづねれば 雲無照す 秋の夜の月
(ねがひいる ほとけのみちを たづねれば くもなくてらす あきのよのつき)

願入(十二社)・2008年9月24日撮影観音様はガラス越しに拝むことができる
・国道117号線からだと、十日町市下条本町の信号から県道178号線で山を登って一番奥の集落が願入である。第百十四番・妙高寺から続けて廻る人は、地図を見ると妙高寺から少し山を下りて、県道196号線から冬井集落方面へ県道58号線を再び山を登って行き、冬井を過ぎ、大崩も過ぎたところにある池之平の集落の中程から県道506号線を通って山を下っていけば十日町市願入へ行けることに気がつくかも知れない。しかし、この道はお薦めしない。なぜならば、ここは県道506号線という名の獣道なのだ。道に轍があるものの両側から伸びた草がバシバシ当たるは、ガードレールも無くて下に見える池の中に落ちても不思議ではないような細い道だ。そもそも池之平から少し離れると道案内の標識もなく、そのくせ分かれ道もいくつかあるので迂闊に進むと迷子になること間違いない。迷子になっても車の切り返しはまずできないので妙高寺から続けて廻る場合は一旦R117に戻ってから十日町入りした方が無難である。
観音様は、現在集落中程の高台にある十二社内に安置されている。以前は観音堂があり、そこに安置されていたが、長い間の風雪により屋根などの破損が甚だしく、昭和39年8月に十二社内に移された。観音様は高さ50cm位の木像で、お顔は摩滅して残念ながら表情を伺い知ることはできない。観音様の詳しいことはわからないが、集落の古老の話では、5〜600年以前の古いものであるという。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
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