私的巡礼の記録〜妻在百三十三番霊場の旅〜

第百十八番・下山〔SHIMOYAMA〕

誰か来て かがみを空に 抛捨 下山の端に かかる月かげ
(たれかきて かがみをそらに なげすてん しもやまのはに かかるつきかげ)

廣大寺・2008年9月24日撮影下山の観音様も廣大寺にて御厨子の中へ安置されている
・下山の観音様は元々廣大寺より北側の下山集落にあった。寛保元年(1741)に廣大寺本堂が再建された時に鬼門の方角に観音堂を立てて厄を払ったというのが下山観音堂の始まりと言われている。この近くを通っているJR飯山線(当時国鉄)の開通工事の際にお堂がその線路上に位置したことで移築する事になったのであるが、再建する場所がなかったために廣大寺で預かったものだという。また“安政五年(1858)に廣大寺第二十四世祖能和尚が下山黄果庵に隠居”という記録が残っているそうであるが、これも下山観音堂のことである。観音様は現在、廣大寺本堂内に安置されているが、何時の頃下山から移されたかは定かではない。高さは1m程あり、美しく立派な御尊像である。
【曹洞宗青年僧侶の会発行・妻有の百三十三番−ふる里の霊場めぐり−より一部抜粋】
【詳細な地図】
《戻る》 《一覧へ》 《進む》